2007年10月30日

ボールペン、もらいました。

秋茜の新譜の音源も完成し、資料作りやレコ発のスケジュール調整やなんやで、毎日の時間がいつも以上に貴重に感じて、いつも以上に大切に時間を使いたいと思うこの頃。

先週の秋茜のライブの前夜、車で帰宅途中に、信号で止まっていた前のタクシーが、赤信号で発進して右折、「あっ!」と思った瞬間にバイクと接触した。バイクは転倒して、運転していた若いお兄さんは足を痛めながら立ち上がろうとしていた。信号を無視したタクシーの運転手は、すぐに降りてきて状況を見に来たと思ったらまたタクシーに乗り込み車を移動…。その後タクシーの運転手はなかなか降りてこない…。ケガをしたバイクの若いお兄さんは、なんとか立ち上がって路上に倒れたバイクを起こそうとしていた。
ジーンズのひざは大きく破れ、出血しているのが見えた。自分でバイクを起こすなんて無理、無理〜〜!と思って、すかさず車を降りて助けに行った。

ケガの状況を確認して119番に通報しようと電話を取りに車に戻ったが、それにしてもぶつかってから数分が経つがタクシーの運転手がいっこうに降りてこない。
そう思った瞬間に久々に腹が立った。

タクシーの方に向かったら、運転手はなにやらお客と話をしている。
「けが人が優先だろう!?救急車呼んだのか?」

タクシー運転手「今するよ?」

(えええぇ〜〜〜〜???)「まだしてない? 俺が電話するよ?」


タクシー運転手「今、しますって…」

これは、この先の序曲にすぎなかった…。


「信号、赤だったろう?」

タクシー運転手「赤でも、自分の車は交差点の中に入ってたから、だから進んだ(そこに止まっていたら直進車に邪魔という意味)ので、別にそれは仕方が無い」

「交差点になんて入ってないだろう?完全に信号無視だよ」

タクシー運転手「だから無視じゃないですって」

「あんたが無視しなきゃぶつからないんだよ!」

タクシー運転手「だから赤でしたけど、無視じゃないですって」


タクシー運転手という職業は収入が少ないとか社会問題にされてたけれど、それには同情する気もあるが、こう自分の都合の良いことばかり並べて、責任を逃れようとするその運転手の態度にだんだん腹が立ってきた。けれど、今ここで、事故の原因を責めても、らちがあかないと思ったし「警察呼ぶから、そこでちゃんと話しようぜ。嘘つくなよ!」って言って…。


負傷しているお兄さんと話している間に、タクシー運転手、また車に乗り込み、自分のタクシーをガソリンスタンドの奥のほうへ移動させた。

(えええぇ〜〜〜〜〜っ???)
何やってんの? 人目につかないようにタクシー隠しちゃったよ。


事故現場にいるのは、負傷したバイクのお兄さんと僕と秋茜の移動に使っている機材車。


通りかかる車は皆、完全に僕がぶつけたと思って見ている…。
秋茜のパーカーまで着てるし…。
まぁでも、そんなの気にしている場合じゃない。

車の中からボックスティッシュを持ってきて、傷口を押えようとしたけれど、凄く痛そうだった。手の指も動かないって言ってた。

比較的早く救急車は到着したが、またもやタクシーの運転手、消える。

自分のタクシーの破損箇所を見に行っている…。呆れた。


救急隊が迅速に応急処置をして被害者に状況を聞いている。

タクシー運転手、自分の車の破損箇所を見てもどるやいなや、救急隊に「倒れたバイクがすべりながらぶつかってきた」と説明している。

こんな意地汚い大人にあったのは久々だった。

「嘘つくなよ!」

タクシー運転手「嘘じゃないよ!当たったボディーを見ればわかるんだよ!傷が下のほうに付いてからそれが証拠だよ」

「あんたが赤で出たからぶつかったんだろう? じゃなかったら、なんで青で直進のバイクが転ぶ理由があるのかよ」

そしたらタクシー運転手が急に救急隊員に「この人さっきから嘘ばっかり言うんです」って言い出した。

(えええええええぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!) 俺の話が嘘?????

なんで俺が嘘つく必要性があんの? 加害者も被害者も全くの他人なのに…。

タクシー運転手「僕は被害者には謝るけど、この人は関係ない。さっきから嘘ばっかり言って話にならないから、あなたとは話す必要も無い!」

完全に俺が嘘つきになってる…。

と思ったら、救急隊の方がタクシー運転手に一言。
「あなた最初から、ちょっと態度が悪すぎですよ」って。
タクシー運転手は救急隊に一喝されてた。 Good Job!! 救急隊!!

何度も「警察にも電話しろ」って言ってたけど、救急隊にも一喝されてやっとタクシー運転手が自ら警察に電話。


最初は目の前で事故があって、被害者だけ助けようと思って、大丈夫そうだったら、次の日がライブだったし、様子見て早く帰ろうとも思ったんだけれど、こんな理不尽なことばかりするタクシー運転手じゃ、警察来ても嘘を言い張りそうなので、帰るに帰れなくなった。

警察が来て現場検証なり、1時間近くはかかるし、その後も、後日再度現場検証もあるような事も言ってた。


今の世の中、他人に何か起きていても、見て見ぬふりする人が多いでしょう。関わると何だかんだ時間をとられることにもなるし。
当事者じゃなくても、現場検証に立ち会ったり、警察まで行って調書を作ったり。

でも、今日も僕は再度現場検証に立ち会って、それに時間も費やした。


警察でボールペンくれた。
police_pen.gif


小学校の運動会で1等賞になってもらった鉛筆。

たかが鉛筆だけど、その物の金銭的な価値じゃなくて、なんだかちょっと嬉しかった。

警察なんて今まで交通違反で反則金は取られたことはあっても、何か物をもらうなんて無い。

「金銭的なお礼は出来ませんので、これをどうぞ」って。


ボールペン1本だけれど、ちょっと大切に使おうかなと…。


僕も若い時には悪いことばっかり考えてた時期もあったけれど、なんだか安全って、みんなが幅広く意識していかないと、自分だけじゃ安全は守れないのかなと…。

そして、人々の安全に一生懸命働いてくれている警察の人たちがいて、優しくて正義感が強くて。

ここで他人の事故の話を書くのもどうかと迷ったんだけれど、こんなタクシー運転手は、これ以上は増えて欲しくないなと…。


大人になってまた、わかったことがあった。
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2007年10月20日

3rdのミックスが完成!

秋茜の新作のミックス作業が終わり、昨夜ついに待望の音源が完成しました!!

今回はレコーディングからミックスまでの期間が長かったんですね。

これは、スタジオの空き待ちでレコーディングしていたので、音は9月の初めに録れていたんですが、ミックス作業の日程が1ヶ月後の昨日になっていたのです。

シングル曲とミニアルバム曲の全9曲は、いい感じで仕上がりましたよ!! 待った甲斐があった!

さすが、セールスを伸ばしているアーティストを多く生み出しているスタジオだけあって、とてもいい雰囲気の音で完成しました!

ここのスタジオは、長く愛されるバンドの作品を世に出してまして、ニューロティカや、今もロングセールスのNorthern19、Nicotineなどなど、根強い人気のアーティストが多数レコーディングしています。

今の主流の音圧パンパンのガチャっとした感じではなく、長く聴いているといろんな雰囲気を感じられる音の感じなんですが、パワーがあるとてもいい感じです。

秋茜の曲はガツンとした感じなんで、優さを感じる音とちょうどいい具合に混じりあって、大満足の仕上がりです。

演奏も勢いがあふれて、新しいメンバーのコーラスも、凄くいい感じを出しています!

12月8日にはMAXIシングル、12月23日には3rd MINIアルバムでリリースが出来そうです!


昨日はスタジオでNATURE LIVINGのメンバーにも会いました。台湾で会った以来ですが、偶然に同じ時間にバッタリ!

そうそう、台湾での台中でのライブも今日決まったみたいで、11月は秋茜のライブ満載です!

12月16日は秋茜のリリースパーティーも決まりました。この日の出演バンドが、ヤバ〜〜〜〜〜〜〜イ!! 凄〜〜〜〜く楽しみ!!
凄くヤバい感じで、今からテンションあがってます!!

詳細は近々。


九州でのDEAD ROCK企画のフライヤーが届きました!! 久々の九州、こちらも楽しみです!

deadrock1124.jpg

deadrock1125.jpg
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2007年10月16日

代々木ライブ写真。

代々木での秋茜-AKIAKANE-のライブ写真を、カメラマンのシゲさんが撮影してくれました。

シゲさんはこのライブ前にもミャンマーの街の情勢や様子などを写真に収めている精力的なカメラマンです。

ライブ写真はこちら>
http://www.geocities.jp/pictures1019/index.html

ライブ写真の他にも、アジアの子供達の表情など素敵な写真があります。他のページもいい雰囲気の写真がたくさんありますのでぜひ。
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2007年10月12日

面白いアニソン。

myspaceで見つけたイタリアのアニメソング。ちょっと面白いよ。
秋茜のページにコメントもくれた。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=114181165

こっちも面白い歌。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendID=169995472

イタリアって日本のアニメ、凄いね!
posted by NAKAMURA at 02:32| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

共演を楽しむ。

明日は、秋茜のカバー曲のレコーディングなのです。でも、ちょうど明日、秋茜を昔から応援してくれている園山檸檬さんのプロレスデビュー戦もあるんです。対戦相手が「謎の巨漢マスクマン、マスクド・ミステリー選手」だって。すげ〜〜〜見たい!!

2007-10-11[1].jpg


昨日のブログの内容で、若い人達のパワーを信じ込んでしまっている意味にもとれる表現で、反対意見も頂きましたので、もう少し補足を。

確かに若い人達のやる気なさとか、ネガティブさは昔と比べたら目立ってきているかもしれない。世間では若い人達には夢が無いとか希望が無いとか言われているし。実際、僕もそういう面もあると思っています。

美容師時代にもお客さんとの会話でそれをダイレクトに感じることもあったし、バンド関連でも若い女の子達と接していると、過去には呆れる事だってしばしば。

昨日の続きで、バブル時代の物にはあまり不自由しなかった世代は、与えられて育ってきたことも、それがあたり前の様になってしまって、何かを貰ってもお礼の言葉も言えない、酷いと貰ったものにケチまでつけるし、貰えないことで怒ったり。

確かにそういう礼儀のなっていない若いバンドも多い。そういう悪態をつくようなバンドは応援したくなくなる気持ちもわかる。

でも、やっぱり若いバンドの全部が全部そうじゃないし、大人と比べたら、人生経験が少ない分、多少の失礼もあるかろう。

でも、自分だって完璧な人間では無いし、輝くものにも目を向けたいと思う。可能性を信じれば、どんどんと良くなる可能性もあるわけだし。


そうそう、秋茜のライブの詳細を少し追加しました。

ライブの企画内容や共演バンドって、大切だと思うけれど、それにこだわり過ぎて、出演バンドの良し悪しを感じてしまうのも、もったいない気もする。


今はバンド達もそう動けない時代だし、ヨーロッパの人達の様に「楽しむ」ってことを、自らが見つけたほうが良いかと思う。


僕らも、ライブハウスやイベンターがセッティングしてくれたライブで、良いバンドと出会うきっかけも多いし、必ずしも名のあるバンドだけが、自分達にパワーをくれるかといえばそうでもない。
ここ最近は、だいぶバンドも篩(ふるい)にかけられてきて、頑張ってきている人達が残ってきているし、意外なところの発見もなかなか良いもの。


名古屋で11月16日に共演する、VICTIM CHAOSってバンドも、前回のアポロシアターで秋茜と初めて共演したけれど、凄く勢いがあってカッコイイバンドです。打ち上げも(怪しい)台湾料理屋でVICTIM CHAOSのメンバーと一緒だったんだけれど気さくな人達で、いいバンドに出会えた感じがしました。

台湾で共演のCONSIDER THE MEEKも、台湾に初めてNOFXを呼んだバンドで、ポリティカルなメッセージも強烈なバンドで、この共演も楽しみなんです。サポートのRABBIT IS RICHって台湾の女の子ボーカルのバンドも初めてだけれど斬新な感じでこちらも楽しみ。

来週の柏ZAXでの共演のELIZABETH.EIGHTってバンドも、ちょっと楽しみなんです。ボーカルの女の子が、何かを期待させる感じがします。

こういう御時世なんだし、いろいろな共演バンドも楽しんではどうでしょうか?

秋茜は秋茜で、ガッチリとやるのもありつつ、未来に向けてポジティブな意識を持って。
posted by NAKAMURA at 01:03| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

勝ち馬に乗る?

名古屋DAYTRIP、いい雰囲気のライブでした。店長さんも熱い人で、BULLDOGSやPEACH JAM、Fuzzsectionのファンやメンバーの人達も暖かい人達で。
秋茜のライブが始まるまでは、バランス的に若干の不安はあったんですが、逆に全力投球で面白いライブになったんじゃないかと思います。
前回の名古屋で対バンした「クレイジー☆モンキー」のメンバーも揃って来ていたみたいで、若さのパワーっていうか、幅広いパワーっていうか、良かったです!!
BULLDOGSの兄貴分の方とも、アンダーグラウンドパンクシーンの過去20年の話で語れたりして、Fuzzsectionのボーカルさんも一緒に盛り上がっていて短い時間でしたが凝縮した時間を過ごせたと思います。
純粋な目の輝きって、未来を感じます!


最近、政治の中でも、社会生活の中でも「勝ち馬に乗る」って言葉をよく耳にするようになった。前に、車の話でも似た様な事に触れたんだけれど、それにも繋がってというか…。

「勝ち馬に乗る」って、最近の社会の風潮の中で使われる様になってきたのかもしれないけれど、人間ってだれもが欲望というものがあって、金持ちになりたいとか、他人より上になりたいとか、そういうことも人間が自ら成長していく過程では必要なのかもしれない。競争心が発展を支えている面もある。
投資家の人達などは、その勝ち馬を見分けて富を得ていくわけだし、そういう社会構造が国の経済発展にも繋がっていくこともあるだろう。そういう社会の構造的なものは否定しない。

でも、多くの人間がそのような欲望に向かっていく流れがあるとしたら、そこで何か歪みは起きてこないだろうか疑問を持つ事も大切だ。


秋茜がヨーロッパツアーに出陣する約1年前、僕は今の世界の音楽シーンを再考しようと思っていた。世界や日本の音楽シーンの中でどういうチャレンジが出来て、何を生み出していくか、何が必要なのか…と考えていた。
秋茜の「KASUMISOU」がワールドリリースになって、海外でライブをやって、そこで秋茜が総スカンにあったら正直、「日本代表」なんて言ってる場合じゃない。日本のバンドとしてオファーされていた「秋茜-AKIAKANE-」のその挑戦は、僕自身の中の25年以上のPUNKの歴史までをクリアにしなきゃいけないくらいの挑戦でもあった。
しかし、結果的には自分の予感は的中してくれて、秋茜はヨーロッパで激しいライブを展開した。さらにそこで、予測以上な多くを学ぶこともできた。

そして日本に戻って来てのライブ。これは厳しいものなのもわかっていた。ヨーロッパでは連日、満員近くのクラブでの演奏。しかし、日本の状況はそうではない。それはヨーロッパツアーに出る前に日本の事はすでにわかっていること。

日本には「勝ち馬に乗る」という風潮が強くある。ヨーロッパツアー中のブログでも少し触れていたが、個人商店が消えていき、ブランド力の強い大型店へと人々は流れていく傾向がここにはある。

自分の生活を良く見せたい。自分の存在を高く他人に見せたい。そういう意識を持つことは別に間違ってはいないかもしれないが、それが大衆の心理として社会を動かしていることも同時に感じる必要もあると思う。

僕は、昔からどうしてもそのバランスが、心のどこかにひっかかって、勝ち馬とは必ずと言っていい程、逆の方へとバランスをとっているようです。ボクシングの試合もなど観ていても、どうしても負けている方を応援してしまう。これは、親から受け継いでいる影響も多少あるようだ。

学校生活でも社会の中でも、喧嘩の強そうな奴、それ以外にも力の強そうなものに媚び諂ってくっついて歩く様な人達は、どうも気が向かないと言うか、その逆風の中にでも立っていたと言うか。

どんなにボロい服を着てようが、カッコ悪かろうが、勝ち馬に乗って偉くなった気になっている人みたいには生きたく無いと思っていたから、そうじゃないところで頑張ってきて、今があると思うし。
そういう面では、思いっきりサヨクと同じ様な思考なんですけれど。

日本は高度成長期からバブルに向かって競争して来た人達がいて、それでプラスになってきたものもたくさんある。しかし、そこから色々学ばなきゃいけないことも沢山ある。
日本のブランド力を高めてきたのも日本人達のパワーだが、そこでそのブランド力という違った形の魔物に流されるようになってしまった人間も同時に生まれて来たのだろう。
今や日本人の多くはアメリカ的な資本主義の手法にすっかりハマってしまうようにもなった。それも極端なくらいに。

それは「勝ち馬」でなくても「勝ち馬」の様に見せていれば、それに流される人達も沢山いる。

SOFTBALLがメジャーになった時にも、色んな人達と会って、色んな仕組みも見てきて、そこでもやっぱり自分なりに考える事があった。

勝ち馬に見せることで流される大衆がいる。ブランド力に吊られていく人達がいる。それが、自分達の身の回りも、そうであったし、自分達の中の現実問題でもあった。

バンドシーンの中にもそれは存在していて、全くライブが盛り上がって無いバンドでも実績が無くても、資本力や所属会社の力があれば雑誌の表紙を飾ることも可能で、そしてそれに流される大衆がある。編集部も、そういう大衆の流れる力を利用してそれをビジネスに結び付けてしまっている。テレビやラジオのメディアもそう。 正確な情報よりも自己の利益の計算で動いてしまう業界が存在していた。

多くのバンドのメンバー自身もそういう考えを持っていて、どうしてもそういう価値観に流されてしまう。


最近も、九州ツアーがあって、その前後にスケジュールを組んだんだけれど、地方のライブハウスは本当に厳しい状況みたい。
大型フェスの動員は年々増加しているけれど、地方のライブハウスのスケジュールが年々寂しくなってきている。そこに出演しているバンド達も厳しい状況。


そこで頑張っているバンド達。決して人間的に負けてないと思うし、状況を変えていこうとしているそのパワーが大切だと思う。


先日の代々木でRADIOTSのYOSHIYAがオーディエンスに向かって「セレブじゃねえだろう?」って…。


もともと僕も、社長息子でも無いし、一流家庭と呼ばれる生活でも無いし、そうでないところにいたからからロックに共感を持ったし、それで頑張ってきていることもある。

そこに集まる人達って、原点はそうじゃなかったのかな?

音楽もブランドのバックの様に、それを持っているだけでステイタスを感じるならば、それはブランドで流される人達であるのだろう。


SOFTBALLの頃から、バンドの演奏が下手だの、子供っぽいだの、いろんな人から厳しい意見をもらってきた。

そりゃあ下手よりは、上手い方がいいかもしれない。大人っぽい方が、カッコ良いと思えるのかもしれない。でも、そういう価値観がブランド思考をも助長させて、資本主義が勝つ流れに拍車をかけていることもあると思う。
貧乏な若者の勝ち目はどんどんと遠ざかるし、夢を実現するのは資本に媚びていく流れもどんどんと変えられなくなる。

音楽的に演奏が上手いのを求めていけばそれでメジャーな演奏が上手いアーティストは沢山いるし、ハードコアパンクの王道を語ったら僕の中ではGAUZEに辿り着くし、その中で人々は価値観を確認し共有し合って、シーンの流れを作っている。


ヨーロッパでは、ギターウルフが熱狂的なライブを繰り広げ、秋茜-AKIAKANE-も大活躍する土壌があった。

結局、イギリスなどの階級社会が存在していた世界では、資本社会に流されてしまってはそれは自分達がいずれ楽しめなくなることも知っていたから、ロックが生きる道を、大衆自らが守ってきている。

お金をかけて、いい機材を用意して、時間をかけてレコーディングして、今では歌の音程も修正できるし、機械的なもので音の形は揃えられるし、そういう音楽こそに価値があるという流れを作れば、一時的にはスタジオは儲かるかもしれないし、「資本が無ければ勝てない」という世界を作って、競争相手をも減らす事も簡単になる。それは資本が勝つ構図を資本力を持つ人間達が作り出していること。しかし、その流れが多くの若者の希望をも失わせてしまった原因でもある。ヨーロッパの人達はそれは音楽に限らず、そういう流れを知っていた。


秋茜はすごくシンプルなレコーディングでインディーズ1位になった。それはひとつの成功でもあった。しかし、ずっとそのまま勝ち続ける事なんて出来ない。同時にそうでなくなった時の事も考えていた。

SOFTBALLの時にも体験した、勝ち馬に乗りたがる人々の心理。そしてそれに支えられている現実もあることは充分わかっている。

バンドのメンバー自身もそう。勝ち馬を求める人達がいて、何かと比べられ批判される現実。

10年以上やっているバンドと比べられて、1年も経験が満たないメンバーが洗礼を受ける。同じ土俵に立つのだからそれは当然なこと。

秋茜-AKIAKANE-には、SOFTBALLというバンドの歴史があって、そしてそのファンに支えられて築いた実績もあって、それがいつまでも付いてまわる。でも、その過去の勝ち馬にメンバー自身が頼ってしまう様では、人間の持つ本来のパワーは生まれて来ないし、それでは僕自身もいつまでも煮え切らないでいたと思う。

SOFTBALLの曲をやるとかやらないとか、そういう目に見える様な問題じゃ無く、メンバーが自分自身の歩んでいく道をポジティブなパワーに変えていく力があるかどうか。演奏が出来ても、そういうパワーが無ければ、若い人間はこれから先も勝ちにいけないと思う。

今の秋茜のメンバーはその逆境を一歩づつ乗り越えてきていると思うし、秋茜の核から形を作っていく事を着々と実践してきていると思う。



フグという魚には毒がある。生態系の進化の中で、弱い魚であって敵から身を守る為に毒を持ったのだろう。

しかし、日本ではそれを昔からの人達の知恵で食用として美味されている。

フグは食べると危険だと言い切ってしまう人が今でもいるし、マグロの方が大衆的であるかもしれない。

秋茜-AKIAKANE-というバンドも毒、持っているし、そういう現実の中で、いいものを見つけられるバンドでもあると思う。

毒があると知りながら、それを楽しめる人達。 ライブでも輝いて見える。


小さくても輝いている光があればそれを信じることも大切、それに向かって進んでいくことも大切。

みんな頑張れ!!
posted by NAKAMURA at 02:01| 千葉 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

代々木は熱かった。

30-09-07_2310.jpg
代々木のライブは雨にも関わらずほぼ満員で途中で酸欠になってたりして凄かったでした。
ライブ全体もいい雰囲気で。
元アナーキー親衛隊の面々も集まって、20年ぶりに見るスタークラブにも注目だった様子です。
ひーのさんから両さんサブレ頂きました!
持ってるのはうちのアイドルの鬼太郎ですが!(笑)
posted by NAKAMURA at 00:18| 千葉 ????| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする